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会社概要: 沿革


1987

Dr.Johann Metzgerがミュンヘン市内中心部に位置する約 100㎡ の貸し事務所にて創業


初の自社開発はPicEdソフトウェアバージョン1.0DOSオペレーティングシステム)です。これは輸入したビデオデジタイザー「Eyegrabber」(ビデオ画像のデジタル化と編集用のソフトウェア)をベースにしていました。


初期PicEdの主な用途は、その名の由来 「Picture Editor」 が示す通り画像編集でした。



IBM PC用ビデオボード:Eyegrabber

1996

PicEd バージョン 5.0Windows オペレーテイングシステム)をリリース:

ソフトウェアの用途は画像編集から画像解析へとシフトしましたが、既存の名称を継続使用。


顧客の要望に応じるためにハードウェアコンポーネントの組替えや開発を始め、測定機器メーカーという新たな道が示されました。





1997

法人形態を変更:JOMESA Meβsysteme GmbH

初年度の従業員数は6名でした。


1998

メンブレンフィルター上の粒子計数に関する初の問合せ


各ユニット(顕微鏡、スキャニングステージ、カメラ、照明)を単に取り付けただけのシステムでは満足の行く結果を得られないと直ぐに気付きました。更にユーザーは簡単で確実に機能するターンキーシステムを望んでいました。


「粒子計数装置」 がソフトウェアおよびハードウェア開発における尽力に応える十分な可能性を秘めているかが大きな疑問でしたが、我々の決定は 「Yes」 でした。



Failed attempt to cope with filter analysis

2001

初代自動異物測定装置 JOMESA HFD1 をディーゼル燃料噴射装置メーカーに納品



JOMESA HFD1 filter analysis system

2002

メンブレンフィルター全領域スキャンによる評価法式を導入:

この方式を導入したのはJOMESAが最初です。

自動スキャニングによって得られた個々の画像は、1つの大きな画像に再構成されます。この全体像を保存および評価します。


この方式によって従来の概算的な評価方法は時代遅れとなりました。



2003

初開催される展示会 parts2clean show(ドイツ) に出展:

この決断は非常に幸運でした。JOMESAは長年にわたり本展示会において自動異物測定装置を出展する唯一のメーカーでした。


2004

粒子標準器を測定装置の必需付属品として導入:

このツールを導入したのはJOMESAが最初です。そして長年にわたり唯一の提供メーカーでした。


今では、多くの自動異物測定装置でも必須となっています。



2005

工業規格 VDA 19 発行:

JOMESAは分析セクションのプルーフリーダー(校閲)を務めました。


VDA 19 は製造業界における清浄度の取り組みに多大な影響を与えました。



2006

金属/非金属自動判定技術(モーター駆動ポラライザー)に関する特許をドイツで取得:

申請から僅か12ヶ月で認定されました。

アメリカでの取得には時間がかかりましたが、2010年に認定されました。






2007

ミュンヘン都心部の貸し事務所は追加スペースを設けていたにもかかわらず手狭になったため、ミュンヘン北部郊外のイスマニングに約 700 ㎡の事務所および製造スペースをリースして移転。



2008

JOMESA HFD3 の販売を開始

高被写界深度顕微鏡を備えた3世代目の自動異物測定装置です。

このモデルは1000を超えるラボラトリーに納品され、大きな成功を収めました。



CNC工作機による製造を開始:

測定装置の必須部品である精密スキャニングステージ、リングライト、モーター駆動ポラライザーの開発と製造を開始しました。



2009

初代オイル用自動異物測定装置(MAT3の販売を開始



アメリカに初の子会社を設立 JOMESA North America Inc.



2011

フィルターマウント(FR60X60)の開発と製造を開始:

それ以前のJOMESAGepe社のスライドマウントを販売していましたが、スライドマウント本来の用途における需要の減少に伴い価格が高騰しました。そこで自社製造することを決定しました。

製品の清浄度を満たすためにクラス7 のクリーンルームを製造設備として設置しました。



ブラジルに子会社を設立 JOMESA do Brasil Ltda



2012

中国に子会社を設立 JOMESA Measurement System (Shanghai) Co., Ltd.



2015

メッシュメンブレンフィルターの製造を開始:

どのフィルターメーカーも清浄度検査に使用されるフィルター自体の清浄度という問題に対応しておらず、これが当時のJOMESAにとっての課題でした。そこで自社製造することを決定しました。

購入したフィルターの素地シートをクラス7 のクリーンルーム内で洗浄後、レーザーカットしています。



韓国に子会社を設立  JOMESA Korea Co. Ltd., Yongin



日本に子会社を設立  JOMESA Japan K.K



2016

JOMESA HFD4 の販売を開始:

高被写界深度ズーム・ステレオ顕微鏡を備えた4世代目の自動異物測定装置です。



JOMESA HFD4



2017

イスマニングの事務所および製造スペースを約 2,500㎡ に拡張(従業員数も約50名に至る)



将来的な生産拡大を見込み、イスマニングに 3,300㎡ の敷地を購入



2018

JOMESA PSEの販売を開始:

EDXや精密ピエゾスキャニングステージを備えた走査型電子顕微鏡(SEM-EDX)です。



中国での更なるビジネス拡大を見込み、Taicang(上海北部の太倉)に 13,000㎡ の敷地を購入



2019

ISO17025に準拠したDAkkS認定校正試験所に登録されました。




2021

JOMESA中国の初期工事が完了:

太倉市(上海の北)に8000m²のオフィスビルを建設しました。



2023
RTPM
Real Time Particle Monitoring)の販売を開始